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くるりくるくるくるりんちょ

こんばんは、放浪かめれおんです。
テレビよりラジオ派でして、特にサムシングを引退してからのこの1年はあらゆるラジオ番組を聞きまくっていました。ラジオを聞いていると、様々な音楽を耳にします。よく、思い入れのある曲をそのエピソードとともにリクエストするリスナーがいますが、やっぱりみんな何かしら思い出の1曲ってのがあるものなんですね。
音楽というのは、いつの時代も人々の「思い出」に寄り添ってるものなんだなぁと思います。ということで僕もそんな感じで、ひとつの曲とともに「思い出のグッドバイ」を綴っていこうと思います。

本日のリクエストナンバーは
くるりの『ワンダーフォーゲル』です。

昔、好きな人がいましてね、初めて好きになった女の子だったんですけど、長いこと恋をしていましてね。誰にも知られないままにグッドバイを迎えたっていう、まあそんな甘くも酸っぱくもない普通の初恋の話です。

僕は北海道のど田舎に住んでいたので、クラス替えもほとんどないほど人数が少ない学校に通っていました。なので小、中学の9年間その子と同じクラスでした。好きだと気がついたのは、小学校4年かそれぐらいの頃です。10歳くらいですかね。
彼女はすごくヘンテコリンな女の子で、頭がすごく良かったのですが言動がかなり変わっていて、自分の主張は大人だろうと誰が相手でも押し通すという頑固さも持っていました。そんな強烈な個性を持った彼女に僕は惹かれていたのでしょう。小学校の間は恋心を隠しながらお互い仲の良い友達として関係を続けていました。

中学校に上がると、とある事情で彼女がクラスから1年弱のあいだ離れることになりました。その頃、周りの同級生たちが急に色気付き出して男女交際なんか始めちゃったりして、みんながみんな思春期でした。そんな光景を目の当たりにしていると彼女がいないことへの寂しさが日に日に募っていき、あの子が帰ってきたら想いを告げようなんて考えるようになりました。

雪の降る冬のある日、彼女が再び教室へと帰ってきました。すごく嬉しかったのですが、久々に彼女の顔を見たとき何を話せばいいのかわからず、僕は素っ気ない態度を取ってしまいました。彼女がいない間に募らせた恋心が、自分でも気付かないほどに大きく膨れ上がっていたのです。

そんな感じで彼女と何の進展もないまま月日が過ぎ、僕は一人で勝手に悶々としていました。ある日、いつまでもうだうだやってる僕に痺れを切らした友人たちが、半ば強引に僕らを二人きりにさせ、ついに僕は彼女に想いを告げることになります。中学二年生の7月、夏祭りの2日目の夜でした。心の準備ができないままに告白をしてしまった僕は「好きです」とだけ伝えると後に言葉が続かず、沈黙してしまいました。やべーどうしようと思って焦っていると、ふいに彼女が言いました。「友達の関係のままでいたい」。
そうして、僕の初恋はあえなく撃沈しました。

しかし、二学期が開けると、彼女はいつもと変わらず普通に話しかけてくれました。友達のままでいたい、という言葉はタテマエではなく本当にそう思っていてくれていたんだなぁと、とても嬉しく思ったのを覚えています。

それから月日が流れ、僕らは別々の高校へと進学しました。しばらく会わない期間があったのですが、僕がいつもの汽車を一本逃してしまった時(20:38の汽車を逃すと次は21:50でした)、久々に彼女と再会しました。誰もいないホームで二人、汽車を待ちながらいろんな話をしました。彼女との話は尽きることなく、楽しい時間でした。その日以来、僕はたまにわざと汽車の時間を遅らせて彼女に会うようになりました。今思えば気持ちが悪い話ですね。

頑固なところやヘンテコな部分の変わらない彼女と話しているうちに「やっぱり僕はこの子が好きだな」と思うようになりました。それが再びの恋だったかは分かりません。人として好きっていうことだったかもしれません。付き合いたいとかの考えもなく、ただ彼女と話していたいという気持ちだけがありました。

そんなこんなで月日は流れ、高校3年生になったある日のことでした。その日はわざと会おうという気はなく普通に汽車を待っていました。すると、彼女がホームにいたのです。珍しいなと思って彼女のほうへと向かうと、横に知らない男の子が立っていました。僕に気がついた彼女が照れ臭そうに「彼氏なんだ」と僕に告げました。
ショックとか悲しいとかの気持ちは全くありませんでした。元々一度終わった恋ですし、やっぱり恋愛的に好きというわけではなかったのでしょう。しかし、何故かそれ以来、変に気を遣うようになってしまい、彼女のいつも乗る汽車を避けるようになりました。18歳のオトコゴコロ・・・

それから季節が過ぎ、高校を卒業し、大学の進学が決まった頃、中学の同窓会がありました。彼女は翌日に東京へ引っ越すとのことで、その準備やらで同窓会には来ませんでした。結局、あれ以来会ってないなぁなんて寂しく思っていると、ひょこっと彼女が会に顔を出したのです。みんなの様子を見たらすぐ帰るとのことだったのであまり長くは話せませんでしたが、久しぶりに言葉を交わし、彼女に最後に会えたことを嬉しく思っていました。しかし、同窓会の空気感に流され、特に挨拶をするでもなく彼女はいつの間にか帰ってしまいました。
さよならもありがとうも言えなかった、、、。自分の不甲斐なさに絶望した瞬間でした。

その後、携帯をガラケーからスマホに変え、連絡先の移行をしている時、僕は彼女のメールアドレスを知っていたことに気がつきました。全然メールのやり取りをしなかったのはなんでだろう。分からないけど、僕らにはそれは似合わないような気がして僕は彼女のアドレスを消しました。たぶん、これからもメールを送ることはないと思ったからです。

そして僕もいよいよ故郷を離れ、関西へと飛び立つ日が来ました。飛行機の中で音楽を聴いていると、くるりの『ワンダーフォーゲル』という曲が流れてきました。
その曲の中にある、

“ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって
こんなにもすれ違ってそれぞれに歩いてゆく”

という歌詞を聞いた時、彼女に想いを寄せ続けた日々にピリオドが打たれたような気がしました。
最後にグッバイもサンキューも言えなかったこと、そのままそれぞれの道へと進んでいくこと。僕らみたいな歌だなぁと思い、飛行機の中ひとりセンチメンタルな気持ちに浸っていました。そうして僕は、心の中でひっそりと彼女に「グッドバイ」を告げたのでした…。

彼女にとっての僕はただの友人の一人だったかもしれませんが、僕にとっては青春の何枚ものページとして残る大切な思い出の女の子です。
いつかまた会える時がくるのだろうか、その時はちゃんと「ハロー」が言えたらいいなと思って、その時を待つことにします。

おしまい。


……「思い出のグッドバイ」なんて言われても書くことなんてこれぐらいしか思いつかないなぁと思って書き始めたのですが、いやはや書いてるうちにヒートアップしてきてしまい、ついつい長くなってしまいましたな。最後まで読んでいただきありがとうございます。

懐かしい思い出を綴ったりなんかしましたが、グッドバイ、僕たちの公演はこれからです。
いつかこの卒業公演も大切な「思い出のグッドバイ」として心に残せたらいいなと思います。
僕たち四回生の、ホントにホントの最後の公演です!是非きてください!
お待ちしております〜〜

ではでは、放浪かめれおんでしたp(^_^)q

ps
明日のブログは、一回生の紅一点、
こんこんまる! 君に決めた!!\コンコンマルー/
よろしく頼んだぞ!
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