スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

舞台美術の裏話、など

飛龍伝-SO YOUNG-にご来場いただき、誠にありがとうございました。
公演も一段落し、そろそろ裏話の時期ですかね
私が話せる裏話は舞台美術が主なので、舞美を中心とした話でもしようかと思います



シャトルの上からこんにちは
飛龍伝舞台美術1




今回の舞台の特徴といえば、
・出っ張った高舞台
・大階段
・薔薇模様
・暗幕フル活用
なのではないかと私的に思っています


・出っ張った高舞台
これは最初の舞美案からぶれることなくあり続けました
私の絵心の無さも昂じて、初期の舞美案を見た人全てのリアクションが「??」でした笑
演出・兎男さん曰く、『俺より無茶な舞美案を出すやつが居るとは思わなかった』らしいです
ありがたいお誉めの言葉。
因みに兎男さんは満足いく舞美案が出なければ、ギャラリーから伸びる階段を作ろうとしたらしいです
…それも十分無茶だと思います笑


・大階段
アンケートに宝塚みたいと書かれた大階段。
意識していたので、そう思っていただけたと思うと嬉しいです
中央の段数の多い階段は美智子が多用することが多かったので、稽古中はよく『美智子階段』と呼ばれていました
当初は6段の予定だった美智子階段なのですが、気がつけば10段に伸びており、すごい高さになってしまいました笑
無数の高さ150から450のハコが組み合わさった光景は圧巻です
大道具班の方、舞台班の方、また空翔舞トンボさん、本当にありがとうございました。


・薔薇模様
アンケートの中で、舞美に対する意見で一番多かったのが薔薇に対するお言葉でした
薔薇というデザインは、純粋に舞美の管轄なので本当に本当に嬉しいです。
実は今回、塗りが仕込までに終わらず、いやむしろ終えられないようなデザインにした為に仕込中に塗りをして、随分仕込を押させてしまいました…ごめんなさい。
でも薔薇模様が完成し、舞台に薔薇を設置した時の皆さんの顔は忘れられません…!!
皆喜んでくれて…嬉しかったぁ…!!
因みに青薔薇が上向き、赤薔薇が下向きなのは美智子への愛情の表れなのですよ


・暗幕フル活用
今回ほど暗幕を多用する舞台はしばらくないのではないでしょうか
今回ほどパネルが少ない舞台もそうないのではないでしょうか。2枚て。
この暗幕という存在が曲者で(自分で案をだしておいてなんですが)、
 ・音を跳ね返さずに吸う所以、役者の声がお客さんに届きにくくなり、喉を潰しやすくなる
 ・はけ口の見切れという概念が存在しない、見切れ∞
など、中々に悩ますことをしてくれました
ただ、やはりこの舞台には暗幕は必要不可欠だったと思います。奥暗素敵やん。


舞台美術を担当させていただくのもこれで三回目。
今迄に負けないくらい思入れ深い舞台です
しかし、今回で自分の弱点と今後への課題と挑戦が明確に見えたような気がします
満足することなく、邁進していくことを常に心がけていきたいです、うい。


と、ここまではそんなに裏話じゃないですね
ちょっと綺麗なお話でしたね
これからががっつり裏話です
某先輩に『裏話ってのはボロが出るもんだ』と言われたので、思う存分ボロをだしていこうと思います



舞台の上からこんにちは
飛龍伝舞台美術4

飛龍伝舞台美術2



関係者しか知らない、高さの関係上お客さんの目に一度も触れられることのなかった幻の最上段床です
大体どうなっているかは想像つくとは思いますが…実際はこうなっていました
これの何がすごいって、この階段を降りる時、役者が超・気持ちいい
自分を起点とした線が舞台下まで放射上に延々と伸びているんです
高さもあって見晴らし最良です
ほんとに気持ちいいんですわ

そして、今回の大階段のツラケコミは全てベニヤではなくコンパネで作られています。贅沢。
殺陣が何回もあるので、安全の為に、と
写真でも分かるように、4,5段目のツラケコミのコンパネの上辺は黒で塗られていないんです
時間の関係上…無念

そして、床に書かれた白線が、白いケコミに照り返されて、フットライトのようになっていたのに気付かれた方はいたでしょうか?
ぽつぽつと光るライトは可愛らしい演出をしてくれたと思います

ちなみに床にぱらぱらと落ちている白い紙は桜吹雪のギミックの残りなのですよ
桜吹雪のギミックは小道具の田中誠之さんと米中久輝さんによるものです
とても繊細に作られているギミックで、このようなものを短時間で作れるなんてすごいです


ここからは他部署の方を交えた裏話でも。

まずは照明さん
私は今まで照明さんにあまり優しい舞台を作ったことがないらしく、今回も…ごめんなさい笑
これからも…ごめんなさい笑
ひーぐさんに、『顔明かりを上げると人の顔より白ケコミの方が先に明るくなってしまって、何故ケコミ明るくしたし。状態になる』と聞かされた時はびっくりしました。学習!

次に音響さん
音響さんと舞美との兼ね合いで一番の困り所は『スピーカーを置く場所がない』でした
音響さんは様々なトラブルがあり、スピーカー設置も一苦労でした
暗幕が多い為に低音を吸って音が軽くなるという悩みどころもありました
ですが、ぼうふら野郎さんはその紆余曲折を乗り越えて新技術を何個も編み出したようです。さすが!



まだまだ細かい裏話はあるのですが、とりあえずはここまでで。
他の人の裏話もぜひぜひ聞きたいですね


ギャラリーの上からこんにちは
飛龍伝舞台美術3

バラシ中の光景です。ハコがたくさん!
お疲れ様でした。


本当に楽しい公演でした。
今は暫しの休暇中です。
もう少ししたら、次回公演へ動き出しが始まるみたいです。
皆さんの、3月上旬公演予定、4回生卒業公演『ソラヲミロ』へのご来場を楽しみにしております。


それでは、よいお年を!
2011年もよろしくお願いします。
スポンサーサイト
twitter
Twitterボタン
プロフィール

Something

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。